ETFで資産運用する方法を解説!海外ETF・税金も説明
海外ETFと国内ETFはそもそも何が違うのでしょうか?
そもそも、海外ETFとは、海外市場に上場されているETFのことです。
一方、国内ETFとは、国内市場(東京証券取引所や大阪証券取引所)に上場されているETFのことです。
どちらも商品の性質や構造は違いません。単に、どの市場に上場されているのかという点が違います。
さらに、一番大きい違いは、ETFの種類が多いか少ないかでしょう。
ETFは、運用の指針となるベンチマークに沿った運用がされますが、国内ETFは、日経225やTOPIXなどの日本株指数に連動したものに偏っているのです。
今年は、海外の運用会社が海外ETFと同じものを国内で上場させようとする動きがありますが、やはり、そうなったとしても海外ETFは海外市場で購入したほうが得です。
なぜなら、同じものが上場されていても、流動性が違う場合には、買値と売値の間があいて、流動性の小さい市場で取引する方が見えない経費がたくさんかかることになるからです。
また、日本の市場とアメリカの市場を比べると市場規模が違いますので、今後ダウや海外市場の指数に連動したETFが国内に上場されたとしても、日本人以外で取引を積極的にする人がいるか微妙だと考えます。
上場したはいいけれど、結局、経費が出ないからということで上場廃止になってしまうのではと考えています。
そこで、現時点で一番ベストであると考えられるのは、
「海外ETFを国内証券会社で購入すること」です。
確かに、海外ETFは、海外の証券会社であれば購入できますが、送金の手間、英語の壁などいろいろと手続的に困難なことが多いです。
一方、日本の証券会社であれば、口座の管理が容易です。
また、海外のETFも購入できるのであれば、流動性の問題も解消できます。
海外ETFは、資産形成する際にとても大切な商品ですので、ぜひ、国内の証券会社で海外ETFに対応してくれる証券会社を選びましょう。
海外ETFが購入できる証券会社
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